意思決定力

ミドルリーダー向けの本。
日々ビジネスは意思決定の連続。
その意味では若手から経営者まで
全てのビジネスマンに当てはまる。
本書はストレートな表現で
説得力があり胸に突き刺さる。
 ダメな経営者というのは圧倒的に情に流される
 情に背を向けて合理に突っ走る人もダメ
この「合理」と「情理」の矛盾から
逃げずに且つ論理的な思考で
意思決定していかなければならない。
正直、歳をとってからでは手遅れ。
若手必読の一冊。
とても実践的な本である。


結果を出すリーダーはみな非情である

海外人財

昨日ハノイからホーチミンに移動しました。
ホーチミンはまさに夏という感じです。
さて、海外人財について。
ハノイ工科大での学生面談では
多くの学生が数年後にハノイに戻り
ブリッジSEになりたいと考えています。
ここ数年日本企業からの
オフショア先としてのニーズもあり、
彼らが考えるキャリアプランのひとつの
成功モデルなのかも知れません。
しかし当社はシステム開発会社として
オフショア開発をひとつの手段として
考えることはあっても当社の事業の
ひとつして考える予定はありません。
オフショアメリットを出すには
かなりの規模感と仕組みづくりが必要で
正直私自身そこに夢やモチベーションを
持つことが出来ません。。。
また、経済成長している国は
いずれ賃金もあがりコストメリットも
減少します。
従って単にブリッジSEや
オフショアということではなく
当社で育った人財が数年後自国に戻り、
当社のアジアビジネスのハブとなり
国を超えクロスファンクション的に
活躍して欲しいと願います。
一見、他社と比べてスピード感が
ないようにも思われますが、
人財構築には相応の時間が必要です。
世界を見つつも私たちのスタンスで
進めていきたいと思います。

ベトナム新卒採用

ハノイ工科大での新卒採用で
ベトナムに来ています。
ハノイ工科大での採用は3年目となりますが、
今回はジョブフェア開催の企画から参加し、
ハノイ工科大とも関係値を
深めることが出来ました。
ジョブフェアは47名もの学生と面談を行い
これから選考に入りますが、
彼らの日本での活躍が今から楽しみです。
 

プレゼン大会

昨年復活した社内プレゼン大会。
内定者含め総勢20名を超える
スタッフが参加しました。
私もいちプレゼンターとして参加しましたが、
かなりのハイレベルの戦いとなりました。
プレゼン能力の向上という
狭義の目的もありますが、
それ以前にアウトプット能力の向上
というものがあります。
日頃の思考の深さやロジカルさ、
視点の度合いなどが
こうしたプレゼン大会を通して
自分の能力を知ることが出来るし、
また他の参加者についても
知ることが出来ます。
終了後のフィードバック会を通しても
とても勉強になったと思います。
「内定者社長賞」はYさん。
内定者のYさん、おめでとう!
そして、「最優秀賞」はSマネージャー。
単にプレゼンが上手いとかではなく
彼の想いや会社を通して実現したいことが
強く伝わってくるプレゼンでした。
Sマネージャ-、
おめでとう!
 

過去を振り返る

新たな3ヵ年計画や
未来のことを考える上で
ここ最近
 あえて過去を振り返る
ようにしています。
過去の事業やサービスについて
何故、立ち上げたのか?
その背景、意味は?
ストーリー性は?
何故、成功したのか?失敗したのか?
など深く深く考察しています。
過去の事実に
物事の真実があって
未来を考えるヒントが
あると思っています。
たとえ後付け的な理論であっても
その真実(ひとつの点)を
結ぶことによって
ストーリー性が生まれていきます。
正しく過去を振り返り、
新たな未来のストーリーを
描いていきたいと思います。

ビジネスモデル

図解中心の超入門的な本も面白い!
知ってるつもりで読んでみると
「曖昧だったな・・・」と
思う箇所もありました。
時代の変化が早い中
システムのスケーラビリティーが
今まで以上に求められ、
同時にエンジニアのビジネスの
理解力も必要となってきています。
クライアントのニーズなどを
理解する意味でもエンジニアも
各事業のビジネスモデルを
押さえておくべきです。


図解 カール教授と学ぶ成功企業31社の
ビジネスモデル超入門!

リーダー

創業したての頃(ビットバレー時代)
当時それなりに偉い人に
 「大内君ももっとイケイケな
  感じの社長にならないと・・・」
的なことを言われかなり凹んだ記憶がある。
イケイケの定義もあるが、
その時の会話の流れからすると
外見含め所謂カリスマ的なトップ
ということだったと思う。
その後、同席していた友人に
「大内は大内のカラーで良いんだよ」
とフォローされ少し救われた。。。
それから月日が流れ
「ビジョナリーカンパニー2」
と出会いあらためて勇気づけられた。。。
    :
今回読了した本もそんな行から始まる。
著者の経験談から
リーダーとして、
ビジネスマンとしての人間性を
磨くことができると思う。


「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

2013年スタート

ディマージシェアの2013年がスタートしました。
年始の挨拶を行い、
今年も東京大神宮に初詣に行ってきました。
2013年個人的な抱負として、
1.「健康」
今年42歳となり本厄の年。
まずは健康第一。
今年もコンスタントに
トレーニングを実施し、
健康維持に努めます。
2.「インプット」
インプット量を増やします。
年間読書100冊を目標。
3.「経営の勉強」
成長スピードをあげるために
自身の経営に関する勉強の必然性を痛感。
アカデミックな知識を含め
より決断力と実行力を増す努力をします!
本年も宜しくお願い致します!

戦略的思考

昨年のIVS@京都で講演を聞いた
大前研一氏の「企業参謀」を読了。
同氏が30代前半で書いたとはまさに驚き。。。
前半若干難しさを感じたが、
後半はすっきりと読むことが出来た。
同時に経営に関する勉強
(特に経営分析)の必要性を感じた。
1970年代の事例などは自分は
さほど古さを感じなかった。
「アタッカーズビジネススクール」の中でも
確か何事も数値で現してみる・・・と
いったことが書かれていたことを
記憶している。
本書にある「”勘”から”分析”へ」に
共通するものなんだと再認識した。
「戦略」という言葉が氾濫している中、
企業戦略について論理的且つ
明解に書かれており、
更に人財教育、社風、
事業ポートフォリオのバランスの重要性、
企業間格差など今に繋がることも
書かれており多くの学びがある。
中期計画を考えている中で
思考のフローをあらためて
体系的に学ぶことが出来た。
そして本書は実践に応じて何度も
読み込むべきものだと思う。
久しぶりに付箋紙を多用してみた。


企業参謀
戦略的思考とはなにか