本日で第11期が終了となります。
関係者の皆さま、今期1年ありがとうございました。
今期は前期の反省を活かし、
「組織をシンプルにして事業を活性化させる」
という目的を達成出来たと思います。
来期は新たな中期計画の最初の一年として、
「人」・「組織」・「事業」が上手く連携しながら成長していくための
仕組み作りにチャレンジしたいと思います。
明日から始まる第12期ディマージシェアにどうぞご期待下さい!
当社は開発会社ですが、この業界では昔から
○○系開発会社といった表現を良くします。
この○○には産業や業種名が入り、つまりは得意とする
開発分野名が入るわけです。
例えば・・・
業務系開発会社
製造系開発会社
Web系開発会社
モバイル系開発会社
と言った具合です。
確かに相手からすれば何が強いか?わかり易いかも知れませんが、
私は昔からこの○○系という表現に違和感を持ってまして・・・
ここまでテクノロジーがオープン化され、もはやIT化する
こと自体が目的でなくなった今、○○系に強いということが
決して強みでなくなって来ていると感じます。
○○系に執着することでビジネス自体に付加価値を
提供しなければならないという本質的な部分での競争力が
逆に失ってしまっているのではないかとも思います。
開発会社自体の存在意義、価値を真に考えるべく良い時期でもあり、
一方、「想いをカタチに出来る・・・」という部分では
最も有利な立場でもあるという認識を持っています。
開発会社自身がビジネスを創るというポジションニングが
玉石混交と言われる当業界の中で勝ち抜くポイントでは無いでしょうか・・・。
昨秋から外部のファシリテーターの協力を得ながら
中期計画の策定や落とし込みを行っています。
そこで常に問われていることとして
「目的的にどうであるか?」
ということ。
経営者として「何の目的か?」ということは常に意識してきた
つもりでしたが、あらためて問われるとその回答が弱かったりします。
例えば「会社を成長させる」ということを共有したいと
考えた場合に「何のための成長か?成長するとどうなるのか?」
ということをきちんと明文化し共有しなければなんら変化は
起こらないでしょう。
目的的でない事柄は実質本質的ではなく目的が明確にされて
初めて周りの人と共有出来るのでしょう。
また以外に目的的に考えていたとしても
そのことが皆に分かりやすく伝わっていなかったりします。
経営者として目的的に考えることは勿論のこと、
それをどう伝えるか?伝えることが出来るか?ということも
経営者に求められる能力のひとつでしょう。
経営者が「このことは何度も説明した・・・」と
言っているうちは経営者としてまだまだなんだと思います。
日々勉強。頑張ります!
前回の続きです。
今回は前回共有した中計をもとに各役員がコミットメントする
ためのMBO(目標管理制度)の作成となります。
それぞれするべきことの目的とは?を常に意識し、
且つ表現に関しても中計に基づいた共有ワーディングを
心掛けて進めました。
19:00からスタートしたmtgも気づくと24:00を過ぎていました。。。
来期を考えたらもう時間は無いのですが、ただ形式的に
進める考えはないので役員全員でひとつひとつ確実に
腹落ちさせながら進めて行きたいと思います。
ある意味ディマージシェアが個人商店から脱却するための
必須の道だと考えます。
そして次回へと続きます・・・。