お世話になった皆さまへ、
1年間ありがとうございました。
ディマージシェアにとっての2014年は
先日の全社共有会でも話したのですが、
この1年間色々と取り組んだことに対して
一定の成果を実感できた年でした。
■プロジェクトマネジメント推進室(PMO)の
稼働による赤字プロジェクトの激減
■Di-Labからの「にじいろ☆」リリース
■ADMAGE事業の高収益化
■SIメソッド構築
(基盤事業であるSI事業の再構築)
■その他周辺事業の拡大
■社内風土、制度の更なる進化
等など。
しかしながら言い換えれば
当たり前のことを当たり前に実行しただけ。
勝負はこれからです。。。
SI会社として、
SI事業を深化させ、
同時に事業を多角展開する。
今までに無い、
私たちが理想とする
Benefit Technology Company
を目指し来年も全力で走ります。
皆さまにとって2015年が
素晴らしい年となりますよう
心からお祈り申し上げます。
来期のキーワードのひとつとして
”現場力”について考えていた時に
偶然本屋で手にした本。
やはり本との出会いは良いな・・・
とあらためて。
現場重視と聞くと
とかく現場の属人的な力や個に
フォーカスしがちであるが、
(私も以前はそう考えていた)
あくまで
”現場を経営の基軸に置く”
ということ。
従って組織能力を必然と考えるし、
標準化やマニュアル化を出来ない組織は
そもそも現状すら保つことが出来ない・・・
とうたっている。
現場力として
・保つ能力
・よりよくする能力
・新しいものを生み出す能力
と進化させ、
平凡ではなく非凡の現場に
作り上げていくことが重要。
そのためには当然ながら
トップの意志、覚悟も求められる。
また、非凡な現場は外形的に
とても同質的に見える。
ただし、この同質性は多様性を排除せず、
むしろ多様性を加速させるとしている。
他にも腹落ちポイントが多々あり、
久しぶりに付箋紙を活用した。
現在当社で取り組んでいる
仕組みづくりなどに
より意欲が沸いてきた。
当社スタッフにも是非とも読んで欲しい一冊。
現場論
「非凡な現場」をつくる論理と実践
SI業界のゼネコン体質、
ピラミッド構造に関しては
このブログでも何度かテーマにしているが、
あらためてソフトウェア業の
従業者規模別データを
見てみると以下の通り。
(事業所数 約3万社)
4人以下 41.8%
5人~9人 18.3%
10人~29人 22.0%
30人~49人 7.6%
——————-
50人~99人 6.3%
100人~299人 3.1%
300人~499人 0.5%
500人以上 0.5%
50人未満が全体の9割!
ピラミッド構造ではなく、
逆T字型構造であることがわかる。
小規模、且つ属人的なスキル、
経験も勿論必要だが、
提案・開発から保守・運用、
エンジニアの育成まで鑑みると
一定の規模や仕組みがないと
実現出来ないことも多々ある。
エンジニアにとっては
組織に縛られず…かも知れないが、
ユーザー視点でのメリットは小さい。
こうした構造は多重下請け構造を
生みやすくするし、
プロジェクトを組成する上でも
責任感や技術力のばらつきなど
当業界が抱える問題とも直結する。
またプロジェクトマネージャーが
育たない要因のひとつかも知れない。
とにかく当社含め中小の会社が
ユーザーサイドから見たら
ひとつの選択肢に
ならなければならない。
個々の技術力を
どうソリューション力に結びつけるか?
SI会社のトップは、
小さい会社ほど仕組みや
組織力強化が大切だということを
強く認識したい。
今期のスローガンのひとつ
わくわく感
あらためて自分にとっての
わくわく感とは何だろう・・・と。
まずはディマージシェアの成長。
まあ正直言うと、
5年後、10年後、
実際どうなっているか???
なんて分からない。。。(^_^;)
でも当然ながら可能性を感じている。
そのためのチャレンジもしている。
しかしながら具体的な実現性とか
各論ベースの手段とか正直ぼんやりしている。
つまりは抽象的。
でもわくわく感というのは
そういうものなんだと思う。
未来に対する可能性。
且つ自分が好きな分野で、
自分が本気になれること。
少し先のぼんやりしているけどわくわくすること。
目の前のこととしてやらなければならないこと。
このバランスが必要なんだよね。。。
個人も会社も。