本日で第10期が終了します。
いや~非常に楽しく、そしてとても勉強になった1年でした。
いろいろな意味で・・・
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明日からスタートする第11期、
新卒第四期生も入社してきます。
茅場橋の桜もそろそろ見ごろです。
例年になく良いスタートが切れそうです。
心躍る、春・・・
また新たな気持ちで頑張ります!
2010年の新卒採用もそろそろ最終面接の段階です。
私との面接終了後も時間が許す限り学生さんからの
質問などに応えるようにしています。
これも何かの縁で最終面接の場で私と話しているわけで、
合否に関わらず何か得て欲しいと思います。
やはり一番多い質問は
「何で起業したか?」
学生さんにとってみれば”起業する”ということはやはり
凄いことに映るのかも知れませんが、私にとってみれば
自己実現・自己表現のひとつだった訳です。
起業したから凄いとか偉いとかということではありません。。。
とにかく若いうちに自らリスクを取った行動をし、
自身の強みと弱みをきちんと把握し、そしてそれを受け入れ
なるだけ早いうちに全力を注げる具体的な目標を持つべきです。
私が思うには、行動を起こさず、挫折を味わったことが
無い人ほど”自分探しの旅”が長いような気がします。
(永遠に自分探しの旅をしているのであれば良いですが・・・)
そういう意味ではベンチャー企業で働くということは
具体的な目標をいち早く持つことが出来る場所かも知れません。
本日は初めて講師を招いての全社研修を行いました。
その最初のテーマとして選んだのは
「職場のメンタルヘルス」
当社の社風にはそれなりの自負はありますが、
昨今のうつ病、自殺者の増加は、当社そして我々の業界
にとっても決して他人事ではありません。
まずは正しい知識を全社員が持ち、適切な術を知ることが
大切と考えました。
こころのバランスは現代社会において従業員の幸せ、
そして企業成長に欠かせなくなってきました。
そして午後からはマネージメント層限定で快適な職場を作るための
「傾聴とアサーションの習得」
を実践形式で学びました。
私自身、「なるほど・・・」と思うところが多々あり、
本当に参考になりました。
当社にとって新たな試みでしたが、今後も色々な角度から
企業を成長を支えて行きたいと思います。
スタッフのみんな>
ストレス発散のため赤ちょうちんで
「オオウチのヤロウ~」
って愚痴った方が良いそうですよ。。。
今回のWBCは本当に素晴らしかったですね。。。
昨日の深夜WBC特番を見ていたのですが、原監督が選手達に
「後ろ向きな発言は一切しない!」
とベンチ裏で鼓舞しているシーンがありました。
私たちの仕事でも後ろ向きな発言をせず、前向きに考えられるか?
ということがとても大切です。
前向きにチャレンジしていく上でのリスクヘッジは必要ですが、
リスクヘッジと称して常に後ろ向きな発言をしてしまう人もいます。。。
これは何もアクションを取らないための単なる言い訳であって、
何らプラスの結果を生み出さないでしょう。
まずは視点を変えて前向きに考えてみる。
これが良い結果を生み出すためのスタートだと思います。
3月ももう中旬となり、来月4月から当社は第11期目に入ります。
私の頭の中では来期構想はほぼ固まりました。
この経済環境の中で足元を固める。
ここ2年停滞気味だった業績成長を一気に加速させる。
これら円滑にするための社内環境を整える。
どれも当然のように聞こえますが・・・
今この時期にこれらを遂行、達成できる企業は必ず強くなります。
今期も残りあと2週間。
具体的なアクションプランを更に詰めて行きたいと思います。
頑張ります!
2年位前に10数年ぶりに偶然渋谷駅で会い、
そして先日再び電車の中で再会し、お互い
「これも何かの縁だろう・・・」
ということで高校時代の同級生と昨夜食事をしました。
彼もサムライ稼業として独立起業したばかりで頑張っています。
一応経営者としてはちょろっと私の方が先輩でして・・・
おこがましいですが、いろいろ相談を受けました。
「創業間もない時は経営者の気合いとノリと運で立ち上がるしかない・・・。
成功事例の多くは後付け理論だから、まずは戦略とかあまり考えずに
目の前の収益に拘っていった方が良いよ・・・。」
とアドバイスさせてもらいました。
これからも互いに成長して行きたいですね。。。
設立当初は私も1エンジニアとして他社に出向していました。
当時の社員数は私含めても4名程度だったので取引先からは
「4人で1チームで仕事をして欲しい・・・」といった依頼も多くあったのですが、
私は創業前から私と現取締役の段とは同じ取引先の仕事はしない・・・
と決めていたのでお断りをしていました。
なぜなら
・収益元を2社以上持つ
・リーダー格を分散させて販路拡大していく
・一極集中のリスク分散
:
といった理由からです。
そうした思考背景もあり、その後も取引先の業種の拡大は
勿論のこと、プロダクト開発・販売、メディア・広告ビジネス、
当社開発力を利用した他社とのレベニューシェアビジネス・・・
など収益源の多角化を進めてきました。
ここでのポイントは良くありがちな事業の多角化ではなく、
収益源の多角化で当社の強みを分散させないことです。
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この経済状況で収益源の多角化の重要性をあらためて感じます。
我々ベンチャーは新商品・サービスの開発などで多額のコストを
掛けることが出来ません。
そう多くない選択肢の中で発想転換し、あらゆる手段と行動力で
新たな商機を生み出していく必要があるんだと思います。