収益源の多角化

設立当初は私も1エンジニアとして他社に出向していました。
当時の社員数は私含めても4名程度だったので取引先からは
「4人で1チームで仕事をして欲しい・・・」といった依頼も多くあったのですが、
私は創業前から私と現取締役の段とは同じ取引先の仕事はしない・・・
と決めていたのでお断りをしていました。
なぜなら
 ・収益元を2社以上持つ
 ・リーダー格を分散させて販路拡大していく
 ・一極集中のリスク分散
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といった理由からです。
そうした思考背景もあり、その後も取引先の業種の拡大は
勿論のこと、プロダクト開発・販売、メディア・広告ビジネス、
当社開発力を利用した他社とのレベニューシェアビジネス・・・
など収益源の多角化を進めてきました。
ここでのポイントは良くありがちな事業の多角化ではなく、
収益源の多角化で当社の強みを分散させないことです。
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この経済状況で収益源の多角化の重要性をあらためて感じます。
我々ベンチャーは新商品・サービスの開発などで多額のコストを
掛けることが出来ません。
そう多くない選択肢の中で発想転換し、あらゆる手段と行動力で
新たな商機を生み出していく必要があるんだと思います。