先日のインターン生との懇親会でも話したのですが、
学歴や資格、人脈、過去の実績・・・
自分の持つカード(武器)が多いにこしたことはありません。
しかし問題は・・・
そのカードをどう切る(活かす)か?
「器用貧乏」という言葉もありますが、
結局、何がしたいのか?何が強みなのか?
が良くわからない???といったことも多々あります。
この時期に来る学生さんはとてもマインドも高く、
将来起業家を目指す方も多いのですが、
決してこの器用貧乏にはならないで欲しいなと思います。
まずはそんなカードなど使わず、
スペシャルな先輩、上司、恩師に
真の意味で認められる人間を目指してください。
そして近い将来、ライバルとしてビジネスシーンで
競い合いましょう。
会社経営の中で決断する場面が多々あります。
私も様々な場面で決断をしています。
基本的に決断する答えはひとつで
その答えが正しいか否かは
決断したそのひとつの答えに対し全力で邁進出来たか?
で決まるんだと思います。
でもやはり・・・
決断する場面では悩んだり、考えたりします。
人間誰でも感情があり、
その感情に流され、つい複数の答えを導き出したくなります。。。
しかし、複数の答えというのはリーダーとしては保身であって
決して決断したとは言えません。
特にベンチャー企業での トップマネジメントチーム は、
全体の利益を勘案してひとつの答えを導き出せる人
である必要があります。
トップリーダーは”良い人”でなければ統率できません。
しかし、”良い人過ぎ”ては結果は生まれません。
そして、これを見極めていくのもまた”決断”・・・。
真のトップリーダーを目指すには必ず必要なプロセスです。
この上期にプロダクトの全面見直しを行いました。
ブランド構成なども変更し、いよいよこの秋から再出発です。
過去の当社でもあったのですが、
商品開発をし終え、どこか一服感が出てしまい販売が伸び悩む・・・。
これらを解消すべく営業・マーケチームも構築したのですが、
それ以上に大切なのは、
エンジニア含め皆で本気で販売する
ということ。
良いプロダクトかどうかは、市場に出てユーザー評価
によって決まるもので、
機能が優れているからとか・・・
想いを込めたからとか・・・
で決まるものではありません。
下期に向けて全ての仕組みを再考中で、
ここ数日このことで頭が一杯です・・・。
現在、中途エンジニアの採用を積極的に行っております。
Web媒体、転職フェアからのアプローチ、そして人材紹介と・・・。
採用難と言われる中、それなりの数の応募を頂くのですが、
なかなか採用に至りません。。。
当社への入社は数年前と比べると、かなり狭き門になっています。
更なる質の向上を求めていくためには必然的なことかも知れません。。。
とにかくエンジニアの数で勝負をしている
システムインテグレーターも中にはありますが、
当社では全くそのような方針はありません。
「人間力」、「技術スキル」は勿論のこと
今までどのような考え、姿勢で仕事を取り組んできたか?
今後はどのようなキャリアプランを描いているか?
その為の努力を行っているか?
メンタル力や巻きこみ力はどうか?
自己分析を的確に行えているか?
:
など等・・・重要視するポイントは沢山あります。
こうしたポリシーを持ち続けながら
素晴らしい仲間を増やしていくことは難しいことですが、
会社成長のためには必要なことです。
これからも素晴らしい出会いを求めて頑張ります。
設立以来、テクノロジーをコアコンピタンスとして事業を
展開して参りましたが、この度新たな試みとして
デザイン&FLASH制作をメインとした
「クリエイティブチーム」
を発足することとなりました。
今期に入り、「営業・マーケティングチーム」を作り、
そしてこの下期から「クリエイティブチーム」と
真の意味でインターネットビジネス・サービスを
OneStopで実現していきます。
「価格」・「スピード」・「クオリティ」を求めていくためには
基本的に内製化していくことがベターであり、
また、これは単なる事業・組織拡大ということではなく、
コアコンピンタンスをより活かすためには
関連性のある事業を自社内で強化していく・・・
必要があると考えます。
また、違った見方をすればベンチャー企業もより総合力を
求められつつあるということ・・・。
この厳しい世界で勝ち残っていけるようこれからも頑張ります!
久しぶりにこういったHowTo的な経営書を読みました。
経営哲学書などもとても参考になりますが、
ベンチャー企業経営者の多くは、日々泥臭い仕事に
立ち向かっており、こうした日常の目線で書かれている内容は
とても参考になります。
この泥臭い仕事を全うしなければその先、つまり
企業としての成長はありません。
経営者は、
どれだけ多くの経営哲学を知っているか?
ということよりも
どれだけ多くの泥臭い仕事をこなしているか?
が重要なんだと思います。
つまり、泥臭い仕事には成長のきっかけもあるし、
逆に衰退の原因も隠れているわけです。
綺麗な仕事だけで企業成長なんてあり得ませんね。。。
「よし!頑張ろう!」と思わせてくれる一冊です。
あたりまえだけどなかなかできない社長のルール