最近我々ベンチャー企業を取り巻く環境で
あまり明るい話題が聞かれません。
新興市場の低迷、公開企業数の激減、ITブームの終焉などなど・・・
数年前のIPOブームの時とは雲泥の差です。。。
しかしながら会社経営というのは、そもそもこうした外的要因と
常に戦っているわけで、ちょっとした環境変化で経営者の考えが
ブレたり、一喜一憂してはならないと思います。
また、多くの情報がステレオタイプ的であるのも事実。
過去の景気低迷の時、周囲の流れとは逆に新卒採用を実施した
企業はその時の新人が今の戦力となり、逆に実施を中止していた
企業は歪んだ人員構成で今を苦しんでいたり・・・と。
今を読む感覚や嗅覚は勿論重要ですが、
その今と情報に翻弄されないようにする
会社の目的・方向性がしっかりしていれば周囲の声や流れも
気にならないはず。。。
また、そういうときこそチャンスの芽が隠れているものです。
経営トップは0から1を創出するような新規事業が大好きです。
だからこそ起業家として会社を立ち上げたのも事実・・・。
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しかしこの本は、
コア事業の進化の重要性
コア事業で培った隠れた資産こそが成長のカギ
コア事業と関連性のない新規事業が失敗する可能性の高さ
を教えてくれます。
新規事業好きの経営者は必読の一冊です。
自社の強みをより成熟・進化させ、
そして、それが企業成長の一番の近道である。。。
もっともっと見つめるべきこと、やるべきことが自社内にある・・・
ということを気づかせてくれます。
ハッと気づく一冊です。
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コア事業進化論―成長が終わらない企業の条件
昨日は新しくなった役員メンバーでの食事会。
最後は当社メンバー恒例の???
熱い議論の展開・・・となりました。
いろいろな意見やアドバイスもあり、私自身いろいろと参考になりました。
そこであらためて思ったこと・・・
経営トップはスーパーマンでなければならない
経営トップに期待される、求められる役割は多岐に渡っています。
勿論、組織作りや権限委譲しつつも、またその上のレイヤで
スーパーマンを目指さなければなりません。
そして、その上で足りないものをトップマネジメントチームで補完しあう・・・。
会社経営とは難しく、そして楽しいものです。。。 ![]()
金曜日はインターンシップイベントで学生さん達と
約5時間に渡っていろいろと熱く話し、昨日は適職フェアに出展し、
転職希望者の方々と接してきました。
特にインターンシップイベントの学生さん達の目は輝いていました。![]()
何かと暗い話題ばかりの今日この頃、
日本の将来にも希望が持てます。。。
何とかそのパワーをベンチャーである我々が、
更に良い方向に持って行きたい・・・
と強く思います。
この2日間、良い意味でかなりパワーを使いました・・・ ![]()
来週も中途採用の会社説明会や、インターンシップ説明会、
採用面談・・・と盛りだくさんですが頑張ります ![]()
当社がシステムインテグレーターとして元請に拘る理由のひとつ、
ユーザーの顔が見える立場で仕事をしたい・・・
という思いがあります。
お客様が支払ったお金以上の価値を提供できているか?
開発したものが本当に役立っているか?
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これらのことに真剣にそして真摯に取り組むためには
ユーザーとより近い位置にいる必要があります。
また、これは時に自身の実力・評価をダイレクトに受けるわけで、
つまり真の実力を問われます。
システムインテグレーターに限らず、特にベンチャー企業は
ユーザーや市場と直接の接点をより多く持つ
ことが会社を強くするポイントだと思います。
従って、当社が営業・マーケティング部門を内製化したのも
会社成長の上ではある種必然的なわけで、この必然性を
経営的な視点で把握・実行していくことが重要なんだと思います。。。
お蔭さまで徐々にですが会社も体力がついて来まして
子育て支援の制度を導入することとなりました。
第一子 月額1万円の支給
第二子 +月額1万円の支給 (合計2万円)
第三子 +月額2万円の支給 (合計4万円)
それ以降 +2万円の支給
仮に子供が4人だと月額6万円、5人だと月額8万円の支給となります。
子供が増えれば増えるほど収入がUPしていくところがミソです。
起業する前に外資系企業がこのような精度を実施している・・・
というTV番組の特集を見て
「起業したらいつか実現させたい制度・・・」
と漠然としながらもイメージしていました。
自分のやりたい事業を実現する・・・というのも起業家としての
醍醐味でもありますが、会社を成長させて会社の制度面も
充実させていく・・・というのも大切だと思います。
これからも会社を成長させ、より良い仕組みを考えて
行きたいと思います。
