「仮説思考」に続く対となる本。
「仮説思考」と「論点思考」は
密接な関係がある前提で
「論点思考」は
『問題発見プロセス』に効果的で、
「仮説思考」は
『問題解決プロセス』に効果的だと
本書では言っている。
話が噛み合わない議論を
私も幾度なく経験している。
また社内でもとにかく問題点などを
分解して話すように言っている。
ともに「論点」がポイントである。
第一章のタイトル
「あなたは正しい問いを解いているか」
がある意味全て。。。
自分自身の論点設定に関しても
あらためて体系的に学べた。
どちらから読んでも良いと思うのだが
自分は
「論点思考」→「仮説思考」
の順で読んだ方が良いと感じた。
論点思考
スマートフォンのワンSDK広告効果計測ツール
AppTizer(アップタイザー)が
機能追加のリリースを行いました。
「アクセス機能を提供開始」
当社リワード広告事業において
重要なプロダクト。
お陰様で多くのお問い合わせを頂いております!
トップセールス含めて頑張ります!
人財育成の観点で、
ここ数年はマネージャー、
新卒教育に力点を置いてきましたが、
今期のテーマは
「シニアスタッフ」
現在のシニアスタッフは
創業間もないころからのメンバー、
時代の変遷にあわせて
採用してきた中途メンバーと
社歴、経歴、そしてスキルと
それぞれ異なっています。
且つ私とのコミュニケーションも
ここ数年は正直希薄で
更にはシニアスタッフ同士の
横連携もあまりありませんでした。
そうした状況を打開すべく
私が中心となってシニアスタッフとの
対話(勉強会)をスタートさせました。
それぞれ共感度が異なるのは想定済み。
とは言えある意味恋愛と一緒で
『互いに知ろう』
と思わなければ発展しないのも事実。
年齢的にもいわゆるアラフォー世代で
“攻め”と”守り”のバランスが
ひとによっては難しいと感じるひとも
いるかもしれません。。。
その中で幾つかあるキャリアパスを
自らの意思で選択し、
その選択した道を本人の努力と共に
会社としてもしっかりとフォロー
していきたいと思います。
当社でも特に幹部ミーティングなどでは
「仮説は?」
「どんなストーリーを考えてるの?」
といったやり取りがあります。
また、社名の
DIMAGE(DIMAGE + IMAGE)
のIMAGEも言うなれば「仮説」
理想とする状態、
理想とするサービス、
理想とするソリューション、
の仮説を立てて
イメージし、そしてシェアする。
本書は具体例もあって
大変分かりやすい。
積み上げ的な発想、
なかなかゴールイメージを
持てない、考えられない、
会議でも質問が浮かばない、
といったひとは
まずは読んでみるべき。
また仮説を立てるには
失敗がつきもの。
特に若いひとにお薦めの一冊。
仮説思考
BCG流 問題発見・解決の発想法
理念の共有や共通言語化など
社内風土変革に引き続き
取り組んでいます。
こうした取り組みが一部から
個性あるエンジニアよりも
全体的にまとまり感のある
ゼネラリスト系の人財を重視している・・・
といった声が一時聞かれました。
当然ながらそんなことはなく
且つエンジニア重視とか、
ゼネラリスト重視とか
そんな不毛な比較ではなく、
会社の成長、活性化には
人財の多様性が重要です。
しかし、風土や規律の無い組織での
多様性は単なる都合の良い個性となり
時に勝手な主張やわがままを生みだし、
組織としての一体感が損なわれます。
互いの多様性を認め、尊重し合う。
多様性のある人財が活躍する組織には
細かく明文化されていなくとも
誰もが感じることの出来る風土、規律
があります。
人財の多様性を活かせるよう
更なる社内風土の進化を
目指していきたいと思います。
ホンダ、ソニー、アサヒ、
ヤマト運輸、アマゾン、
アップル、セブンイレブンなど
当時の価値基準では
明らかに合理性があったとは
言えない判断、決断によって
様々な成功が生み出されたということ。
つまりタイトルの通り
「合理性を超えた先にイノベーションは生まれる」
しかしそれは、
合理性を超えているように見えても
単に多くのひとにとって
合理的に見えないだけであって
社会通念、本質的な良識、常識に
照らし合わせてみると
合理性があるということ。
ある意味成功したビジネスでは
至極当然のこととも言えるが、
多くのひとには見えない
合理性を超えた先を見るには
KeepBusyと意志、決意、覚悟、
つまりは腹の括りということであろう。
合理性を超えた先にイノベーションは生まれる