2年位前に10数年ぶりに偶然渋谷駅で会い、
そして先日再び電車の中で再会し、お互い
「これも何かの縁だろう・・・」
ということで高校時代の同級生と昨夜食事をしました。
彼もサムライ稼業として独立起業したばかりで頑張っています。
一応経営者としてはちょろっと私の方が先輩でして・・・
おこがましいですが、いろいろ相談を受けました。
「創業間もない時は経営者の気合いとノリと運で立ち上がるしかない・・・。
成功事例の多くは後付け理論だから、まずは戦略とかあまり考えずに
目の前の収益に拘っていった方が良いよ・・・。」
とアドバイスさせてもらいました。
これからも互いに成長して行きたいですね。。。
設立当初は私も1エンジニアとして他社に出向していました。
当時の社員数は私含めても4名程度だったので取引先からは
「4人で1チームで仕事をして欲しい・・・」といった依頼も多くあったのですが、
私は創業前から私と現取締役の段とは同じ取引先の仕事はしない・・・
と決めていたのでお断りをしていました。
なぜなら
・収益元を2社以上持つ
・リーダー格を分散させて販路拡大していく
・一極集中のリスク分散
:
といった理由からです。
そうした思考背景もあり、その後も取引先の業種の拡大は
勿論のこと、プロダクト開発・販売、メディア・広告ビジネス、
当社開発力を利用した他社とのレベニューシェアビジネス・・・
など収益源の多角化を進めてきました。
ここでのポイントは良くありがちな事業の多角化ではなく、
収益源の多角化で当社の強みを分散させないことです。
:
この経済状況で収益源の多角化の重要性をあらためて感じます。
我々ベンチャーは新商品・サービスの開発などで多額のコストを
掛けることが出来ません。
そう多くない選択肢の中で発想転換し、あらゆる手段と行動力で
新たな商機を生み出していく必要があるんだと思います。
今期は当社として初めて本格的なインターンシップを
実施しましたが、来期は実施しない方針です。
「インターンシップに来る学生はみんな優秀・・・」
というセールスに期待を込めました。
まあ確かに意識は高いのかも知れませんが、
エントリーや参加者は多くてもなかなか当社レベルで
実際の採用に結びつけるのは難しくも感じました。
また、インターンシップを依頼している会社からのアドバイス
と言えば学生に対するあの手この手の話ばかりです。
まあ、当社レベルではあの手この手が必要なのかも知れませんが、
正直、違和感を感じています。
就職市場も変わって多少は変化するかも知れませんが、
こうしたあの手この手の採用は結果的には新卒者の早期離職にも
つながっていくのでは・・・と最近思います。
つまりもっともっと本質的に相思相愛になるべきで、
そうすることで両者にも良い覚悟が生まれるんだと思います。
うまく言えませんが、来期は当社10年で培った価値観を
信じて採用活動をして行こうと思います。
そして、誰もが入社したいと思う会社を目指します。
権限を得る・・・ということは、今の権限を越えた発想と行動力が
あってこそだと思います。
「権限が無いから・・・」
ということで何らアクションを起さない人がいます。。。
それは権限が無いのではなく、
単なる問題に対する意識、予見力、解決力が無いだけで
そこに幾ら権限を与えても良い結果は得られないでしょう。
勿論その逆もあって・・・
自ら問題意識やそれに対する行動力がある人には
より強い権限と経験を積ませることで飛躍的に成長して行きます。
与えるべく人に与えてこそ、その権限は活かされるんだと思います。
良い天気です@本日も仕事です!
先日管理本部長のSから
「大内さん、この本参考になりますよ・・・。」
ということで早速購入しました。
社長が現場を離れて会社を伸ばす法―
「成長の壁」を越えて売上30億円つくる!
目次を開くといきなり・・・
会社の成長を止めているのは社長自身
・・・
これからドキドキしながら読もうと思います。。。
:
それにしても社長というのは
現場でもっとトップダウンでガンガン進めてくれ・・・とか、
権限委譲して社長業に徹してくれ・・・とか、
組織をあんな形、こんな形にして行こう・・・とか、
いろいろな意見が耳に入ります。
「一体、どっちやねん!」
なんて事は言わずに謙虚に頑張っていきます
昨夜は当社のクライアント先で且つ、もう15年以上も
お付き合いさせて頂いている先輩との会食でした。
さすがにもう緊張することは無いですが、
自然と背筋は伸びます。。。
昨夜もとても良いアドバイスを頂きました。
昔はかなり尖がっていた後輩だったと思うのですが・・・
ずっと可愛がってもらっています。。。
これからも良い後輩であり続けながら、勝手にライバルと
思って頑張ります!
昨日は久しぶりに大内塾が開催されました。
来期予算策定に向けて予算管理シートの説明を行い、
いろいろと管理指数があるので慣れるまでは大変かと。。。
これからは今まで以上に急ピッチに各マネージャーに
吸収していってもらいます。
ここでいつも思うのは、昨日も話したのですが、
「木を見て森を見ず・・・」
にならないこと。
そもそも管理会計なども業績向上に向けたひとつの手段
であって目的ではありません。
その手段が目的になってしまうことがあります。
細かく管理してプロジェクト単体での数値ばかり気にしても
本質的に事業として成長していなかったり、
構造的な問題が解決されて(見えて)いなかったり・・・と。
ドラッガーの言う通り、我々が目指すは
「顧客の創造である」
この本質的なことについても今回の大内塾を通して
各マネージャーに深く理解していって欲しいものです。