今期、中期計画を策定し実行していく中で外部コンサルタントの方や
マネジメントに長けた方々の話を聞き、とても多くの気づきがあります。
まずはひとつは仕組み化するということ。
仕組み化というと何か堅苦しく、ベンチャーらしくない・・・
と感じる人も多いかもしれませんが違います。
人を育てるのも、プロジェクトを成功させるのも正しい仕組みが必要です。
とにかく目の前の仕事をがむしゃらに頑張る
失敗を恐れずチャンスを与えて成長させる
:
といった考え、指導は確かに間違いではありません。
しかしこれはあくまで仕事への取組む姿勢という意味でです。
仕事の考え方、進め方を仕組みとして伝え、そして覚えて行く方が
はるかに成長スピードは速いんだと思います。
勿論、中には我流とセンスで対応できる人もいるかもしれませんが、
まさしく属人的となりチームマネジメントとして成長していくことは
出来ないでしょう。
フレームワークを作っていく過程の中でこうした考え方も浸透させ、
人・組織・事業を成長させていきたいと思います。
ディマージシェアはお陰さまで本日、創業11周年を迎えました。
数名のエンジニアが集まってスタートした当社。
当初は食べて行くためにどんな仕事も受けようというスタンスで
そのためにも一にも二にも信用を得ることが必要でした。
信用を得ると言うことは相手に満足してもらうこと、
喜んでもらうこと、安心してもらうこと・・・
そのために私たちが出来ることは何か?何をすべきか?を
常に考えてきました。そして、その姿勢はこれからも変わりません。
変わらぬことがこれからも多くの人、そして世の中から当社が
必要とされ20年、30年と続く企業になれるんだと思います。
そして当社は20年、30年と続く企業を目指します。
これからもディマージシェアを宜しくお願いします!
新しく事業を展開していくには繊細さが必要だと考えています。
意思決定や行動力という意味では大胆さも必要ですが、
その大胆さの中にも決め細やかな気づきや感覚、気配り、
対応、調整力がなければ多くの仲間、協力者を巻き込み且つ
ユーザーニーズを細かく捉えることは難しいでしょう。
新規事業を上手く立ち上げている人を見ると企画、発想力
だけでなく共通してこれらのことを実にスマートにこなしています。
またこうした決め細やかさは呑みの場や日々の受け応え、
メールなどのレスポンスなどからも垣間見ることが出来ます。
これらは日々の意識を少し変えてみることで変化出来ます。
参考になる人を見つけて真似てみるのも良いでしょう。
きっと見えている景色、自身の意識の変化に気づくはずです。
先日開催された月例マネージャーミーティング。
前期までは大内塾と称して不定期開催しておりましたが、
今期からは前期の反省点も踏まえ中計に紐付く形でミーティングの
目的、ゴールも明確にし、さらに外部コンサルティングの協力も
得ながら進めています。
上期はマネジメントに必要なフレームワークの理解と習得をメインとし、
下期からは実際の運用フェーズに持って行く予定です。
私自身もマネジメントについて体系的に学ぶ良い機会と捉え、
自立したマネジメントチームを作って行きたいと思います。
人は感情に左右され、とかくその感情で物事を考え行動してしまいます。
例えば仕事上の悪い例として
むきになって反論、批判をしてしまう。
必要以上に怒ってしまう。
などなど・・・。
それが年齢などを重ねるごとにこうした行動が減ってきて、
よく、「随分と丸くなった・・・」なんていう表現をしますが、
これは単純に温厚になったとか、謙虚になったということではなく、
いろいろな経験を積んだことでそれらの経験や思考によって
感情をコントロール出来るようになったということです。
逆を言えばマネジメントレイヤになっても昔と同じように感情に
支配されながら行動する人は感情をコントロール出来る程の
経験や知見を積み重ねてこれなかったということです。
ひとつひとつ経験を積み重ねて常に謙虚に自分を見つめ、
感情を上手くコントロールしながら行動出来るよう私も日々
成長して行きたいと思います!
現状を直視せず、問題の要点を整理しないまま、ただただ都合の
良い解釈で「前向きに・・・」と称して物事を進めていこうとすることは
決してポジティブシンキングとは言えません。
前向きな思考、行動を取るためにも現状分析をするための仕組みや
ルールはチームマネジメントにとって重要です。
逆にきちんと要点を洗い出せた段階でそれらの対応、施策は必然的に
見えてくるものだと思います。
そしてこれらの考えを浸透させ、仕組み化出来た企業こそが、
組織として成果を出せるのでしょう。
今週のマネージャーミーティングでも要点の洗い出しと共有を
心がけて進めて行きたいと思います。
来月で起業して丸11年となりますが、常に意識していることとして
「起業家は評論家になってはいけない」ということ。
「常にチャレンジ精神を持ちながら・・・」と言いながらも
11年経営をしてきた中で情報量も増え、良い意味でも悪い意味でも
”常識人”になってしまっています。
分析と称してある事象に対してただ評しているだけであったり、
ただうんちくを語ってその気になったり・・・と
決してこのような起業家にならないよう自らの経験、実績の枠を超えて
発想、行動していけるよう自らチャレンジしていきたいと思います。
そして起業家は自らリスクを取って行動しその結果によって評価される
ということを今一度肝に銘じて・・・。
昨夜は下期に向けての戦略会議。
当社事業は「ソリューション事業」「サービス事業」とに分けることが
できますが、システム開発をメインとする「ソリューション事業」は
より安定的な成長を考えており順調に推移しています。
よって昨夜のテーマは今後のサービス事業の成長について。
当該事業のシーズ作りや既存事業の横連携による新たな機会の
創出などブレストベースのミーティングとなりました。
徐々にですが昨年からの仕込みがひとつの線になりつつあります。
時流を考えながらも当社の軸足をぶらさずスピード感もって
進めて行きたいと思います。