読了

いやぁ面白かった。
まさに経営とはアート・作品だ!
    :
現在の「サイエンス」「クラフト」重視の経営、
結果、論理的・理性的な情報処理スキルの限界、
コモディティ化される正解、
直感の重要性、
そのための「美」
ある意味、現代社会に対する揺り戻し、
日本本来の美、感性への回帰か。
    :
こんなことを思い出した。
創業時、
名刺の作成に印刷会社まで出向き
紙を徹底的に選んだ。
勿論デザイン、フォントにも。
当然お金なんかない。
そんな必要性もなかったかも知れない。
端から見たら単なる見栄と映ったかも知れない。
単なるシステム会社であれば
地味で質素で良かったかも知れない。
しかし、当時の僕らの想い
”デジタル社会を創る・・・”ために
僕らの”センス”を示す必要があったし、
その後のストーリーにも必要だった。
何よりも”価値創造”のために必要だった。
それは現在の
”シンプルにかっこよく”という
ミッションステートメントにもつながる。
    :
自分なりに”美”について探求してみたい。
勿論、「サイエンス」、「クラフト」と
バランスを取りながらである。


世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
経営における「アート」と「サイエンス」